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【イベントレポート】ヤマハとソニーの技術を駆使した遠隔バンドセッション!東京と浜松の小学生が体験

2020 / 06 / 29

2019年12月21日、東京と浜松の2会場をネットワークで繋ぎ、小学生向けの「遠隔バンド演奏体験イベント」をソニーグループとの協業で実施しました。

今回のイベントでは、ヤマハの音声データ低遅延伝送技術「NETDUETTO」と、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社の光回線「NURO光」、ソニー株式会社の短焦点プロジェクターや映像伝送技術を掛け合わせることで、両会場の子どもたちに遠隔演奏の楽しみ方を体感してもらいました。

イベントのコンセプトは、「遠隔地の子ども同士が一緒に演奏を楽しむ」。東京都品川区と静岡県浜松市にある各会場には約10人の小学生が集まり、ギターやドラム、キーボードなどの楽器を一緒に演奏しました。ほとんどがバンド演奏経験のない子どもたちでしたが、プロのファシリテーターに教わりながら、画面の向こう側にいる参加者と一体感のある演奏を違和感なく楽しんでいました。

面越しにリアルタイムでセッションする浜松会場の子どもたち

東京会場の様子

イベント後に実施した参加者アンケートでは、「またやりたい」「浜松の子とお話できてよかった(東京会場のお子さま)」など、うれしい声が多数上がったほか、保護者からは「離れた場所でのバンド体験は想像していたより楽しかった」「とても希少な経験ができた」といった好意的な感想が寄せられました。

普段から動画サイトを見たり、ビデオ通話をしたりなど、今やインターネットが「当たり前」の存在となっている子どもたちにとっても、「遠くの人と一緒に演奏を楽しむ」という体験は新鮮だったようです。

遠隔地間の合奏ができると演奏の楽しみ方が広がることを改めて実感できるイベントでした。

遠隔バンド演奏体験に参加した浜松会場と東京会場(スクリーン内)の皆さん